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2024.6.20 東村山市立大岱小学校への出張授業

東京都こどもスマイルムーブメント主催の「meet up !」という交流会にて、お会いしたえほんインク様が笑顔と学びの体験活動プロジェクトに参画しており、対象の小学生向けのカリキュラムの作成と指導の依頼を受けて東村山市立大岱小学校に出張授業を行いました。

東村山市立大岱小学校とは?

地名「恩多町」の「恩多」は、市制施行前には「大岱(おんた)」と呼ばれていたそうです。東村山市立大岱(おんた)小学校は、市制前の地名を校名に残して伝える、地元の公立小学校。「久米川」駅北側から武蔵野線線路の東西に広がる住宅地にかけての地域を主な通学区に定めており、300名を超える児童が在籍しています。児童の学ぶ力を育てるオリジナルメソッドなど、学校独自で先駆的な試みを多数行う学校であり、メソッドを駆使して児童の学力を伸ばす様子は書籍化されたこともある。独自の活動が称えられ、過去には「学力向上校」や「研究推進校」など数多くの指定を受けた実績があります。

今回の取り組みでは進学を控えた3年生の2クラスに授業を行うことになりました。

アクセス

西武新宿線「久米川」駅から徒歩10分ほどの所に位置し、自然に囲まれているのにも関わらず、住宅街や駅からも程よく近く、とても子育てするにはとても良い立地だと感じました。

デジタルとアナログが融合した初の試み

前置きが長くなりましたが、今回の取り組みでのテーマはデジタルとアナログの融合でした。(教育的なテーマは国語力の向上です。)

学校には生徒一人一人にタブレット端末が支給されていて、教室にはwifiの電波があり、大画面のタッチスクリーンとホワイトボード、えほんインク様のアバター絵本のソフトウェア。私たちの指導教具であるフラッシュカード、作文を主体としたプリントでのグループワーク。

これらのデジタルとアナログを融合させるには、カリキュラム作成で一番悩みましたが、当日は担任の先生、えほんインクさんをはじめとしたスタッフさんの補助のおかげで子どもたちも楽しんで授業を受けてくれました。

まずは気をつけ、礼の後、弊会代表理事の宮武とえほんインク様の担当より子どもたちに自己紹介。

フラッシュカードで子どもたちを惹きつけてからオリジナルアバター絵本の制作に入っていきました。

今回は昔話「うらしまたろう」の物語をモチーフに、主人公であるうらしまたろうを子どもたち自身でモンタージュしたアバターに変えて、物語のセリフをグループワークとして作文するという内容で、主語、述語、修飾語の関係を学びながら進めていきました。大人もびっくりするほどの集中力を見せてくれ、最後の発表では活き活きとした姿を見せてくれました。

関係者の皆様、ありがとうございました。